福祉施設でもある本建物は、障がい者(児)が安心して働くことができ、食事や交流などもできる、明るく親しみのある雰囲気づくりも重要であった。そこで、工場然とした建物とはせず、外観は周辺になじみながらも印象的な2つの切妻屋根がずれて重なる奥行きのあるものとし、正面妻壁には板格子を施した。内部は、メインのクリーニング作業室は熱気だまりを兼ねて和小屋の仮構を現した吹き抜け空間をつくり、建具もできる限り木製とし、開口部も最大限の採光と通風を得るために随所に設けられた。
毎日の営みを受け入れる大きないえとして、地域に根差した活動と共にさらに大きな歩みを進めていかれることと思う。